詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.1462 『夏の決戦を終えて』

2025/07/21

  第27回参院選は20日、投開票が行われました。立憲民主党は22名の公認候補、2名の推薦候補、1名の県連推薦候補、同一会派に所属する無所属候補1名が議席を獲得することができました。そして、自民、公明両党は「必達目標」としていた50議席を確保できず、石破政権を参院においても「少数与党」に追い込むことができました。


  猛暑、台風、線状降水帯による豪雨など厳しい環境下の17日間の戦いでしたが、全国各地で立憲の選挙区候補、比例区候補をご支援いただいた皆様に、党代表として深く深く感謝申し上げます。


  私は参院選が公示された7月3日、第一声の地として宮崎を選びました。「私は米を買ったことがない」とうそぶいた前農水大臣の地元であり、自民候補はいわゆる裏金議員だったからです。


  そして、2日がかりで大分、熊本、佐賀、鹿児島と九州全域で攻勢をかけました。いずれも自民党の牙城の選挙区です。自民党が常に勝ち続けてきた1人区を1つずつ引っくり返し、まさに与党を過半数割れさせるための戦いに、私自身が先頭に立って自民党の岩盤地域を崩しにかかろうと決めたからです。


  いずれの地においても、食料品消費税0%、ガソリンの暫定税率の廃止、コメ政策の抜本的な見直しなどをお訴えしましたが、確かな手応えを感じました。以降3日から19日まで28都道府県、延べ数では41都道府県(激戦は2巡、3巡しましたので)でマイクを握りました。移動距離17215キロを駆け巡りました。


  3年前の参院選において32ある1人区で、野党系が勝てたのは4つだけでした。立憲が勝てたのは青森と長野だけでした。ところが、今回は野党系が18勝、与党が14勝と勝ち越すことができました。青森、岩手、宮城、新潟、長野、三重、徳島・高知、大分、宮崎、鹿児島、沖縄は立憲が公認・推薦した候補者が当選しました。


  1人区で1つでも多く与党の議席を削り、野党系議席の最大化を図る戦略が奏功し、与党の過半数割れを実現できました。一方で、複数区で現職の取りこぼしがあったり、比例区で伸び悩んだことについては、しっかりと総括しなければなりません。


  衆院選、都議選に続いて参院選でも有権者から信任を得られなかったにもかかわらず、石破総理は続投されるそうです。他の野党ともしっかりと連携しながら、石破総理と厳しく対峙していく決意です。


  

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