詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.902 『区割り』

2013/04/08

  1987(昭和62)年、地盤、看板、カバンがないまま、29歳の若さを武器に徒手空拳で千葉県議会議員選挙に挑んで以来、約四半世紀が経ちました。この間、船橋市を選挙区に県議選で2勝、衆院選は6勝1敗。いずれも忘れることのできない死闘ばかりでした。政治家・野田佳彦は、まさに船橋市民によってお育ていただいてきました。


  市内各所でマイクを握り、理想を語りました。隅々まで歩き、足で稼ぎ、頭を下げて支持を拡大してきました。最初の県議選で獲得した票数は1万8707票。その後、選挙のたびに得票数は着実にふえ続けてきました。昨年末の総選挙では、ついに16万3334票ものご支持をいただくことができました。どの地域も汗と涙の思い出がいっぱいあり、かけがえのない同志や支援者がたくさんいらっしゃいます。


  その船橋市選挙区が分割されることになります。衆院選挙区画定審議会(区割り審)が先月28日、小選挙区の「0増5減」を実現するための区割り改定案を勧告しました。案では、千葉4区の船橋市(人口約60万9000人)から、市北部の豊富出張所及び二和出張所の管内(人口計約7万人)が切り離され、隣接する千葉13区に移されます。この案が実現すれば、1票の格差が現在、全国最大の2・52倍から、全国30位の1・85倍となります。


  北総鉄道小室駅。毎月一回、早朝6時半から8時半まで街頭活動を続けてきました。「かわら版」を受け取ってくださる確率が非常に高い地域です。


  二和商店街。選挙があるたびにマイクを握ってきました。本年1月には、商店街の皆さんが国会見学に来てくださりました。


  八木が谷、高野台、みやぎ台、大穴北、三咲。ポスター掲示にご協力いただいたり、街宣車が通るたびに家から飛び出して来ていただいたり…。次々と支援者の顔が浮かんできます。


  古和釜は藤代現市長がお住まいです。楠が山には、わが家が門徒となっているお寺があります。豊富・大神保といえば、アンデルセン公園や県民の森に、子供たちをよく連れていきました。


  忘れ難い思い出が鮮烈に蘇る地域ばかりです。でも、1票の格差是正は政治改革の第一歩であり、しかも急務です。私は、区割り案を甘んじて受け止めようと思っています。万感の思いで…。

 

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