詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.906 『約束』

2013/05/13

  ゴールデンウィーク中の4月30日夕方、都議選応援のためJR錦糸町駅前で久し振りにマイクを握りました。衆院選から4か月。野党転落後、初めての街頭演説でした。


  昨年末の解散総選挙は、社会保障と税の一体改革に関する民主、自民、公明の3党合意が前提でした。しかし、安倍政権には社会保障改革を前へ進めようという熱意が全くありません。改革をやらなければ、将来世代がどんどん弱者になってしまいます。もう黙ってはいられません。


  消費税は2014年4月に8%に上がります。一方、年金、医療など社会保障の制度設計を議論する国民会議は具体策が俎上に載る気配もありません。8月21日までに提言をまとめることになっていますが、ペースが遅過ぎます。議長である安倍総理のリーダーシップも微塵も感じられません。


  国民会議の議論を地ならしする3党実務者協議も、ここ1か月ほど開催されていません。再三呼び掛けても、自民党からの音沙汰はないようです。消費税引き上げだけ食い逃げし、社会保障改革は置き去りにしようという魂胆でしょうか。それとも、支持率を気にして消費税を上げない可能性を探っているのでしょうか。まさかそんなことはないだろうと思いたいのですが…。


   昨年11月14日の党首討論では、国民に増税という負担をお願いすることと引き換えに、国会も身を切る定数削減を実現しようと約束したはずです。期限は今国会中。この定数削減についても自民党の腰は重過ぎです。


   社会保障改革も定数削減も、民主党が先導するしかありません。そのためには、今後もマイクを握ろうと思います。

 

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