詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.956 『やじ』

2014/06/30

  東京都議会におけるセクハラやじ問題は、うやむやに幕引きされてしまいました。その中で、「早く結婚した方がいい」と発言したことを渋々名乗り出た自民党都議の名前を見て、苦い記憶が蘇ってきました。

  その人物は、2年前の野田政権時代、泳いで尖閣に上陸したのでした。わが国固有の領土である尖閣に他国の活動家が上陸することは当然許されませんが、当時はまだ私有地であった島に日本人であっても許可なく勝手に足を踏み入れてはならないのでした。軽はずみな恥ずべきパフォーマンスです。でも、この売名行為が功を奏したのか、彼は昨夏の都議選において、大田区で3期めの当選を果たしました。

  軽挙妄動。この自民党都議の言動にピッタリの言葉です。ところで、彼以外のやじ発言者をなぜ特定できないのでしょうか。不思議でなりません。

  「やじは議会の華」などと一部許容する人もいますが、私は嫌いです。あまりにもお粗末な質問や答弁があれば、怒って声を発することはあります。しかし、基本はきちんと他者の話に耳を傾ける議場であるべきだと思っています。だから、私はほとんどやじったことはありません。逆に、やじられた経験は豊富です。

  本会議場で登壇し演説している最中にたくさんのやじを浴びますが、だいたいやじっている議員はわかります。まず、ほとんど常習犯です。口汚いやじほどよく聞こえます。たとえ、後部の議席からの不規則発言でも、発言者は特定できます。

  今回の女性都議の場合は新人議員だから、誰が下劣なやじを発したのか確認する余裕がなかったのでしょう。そんな新人をやじり倒す品性を疑います。

  しかし、ベテラン議員である議長なら、やじ議員を特定できると思うのですが…。少なくとも、議席が近い同僚議員はわかっているはずです。自浄作用のない都議会というよりも、見て見ぬふり聞いて聞かぬふりをして、嵐が過ぎ去るのを待とうとしている都議会自民党の体質こそ問題です。
 
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