詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.1046 『参院選結果を受けて』

2016/07/19

  衆議院議員の任期は、4年です。しかし、内閣総理大臣が国民に信を問うために衆議院を解散することができますので、その期間満了前に任期を終了するのが一般的です。


  一方、参議院議員の任期は、6年です。ただし、3年ごとに議員の半数を改選します。衆院選は政権選択選挙ですが、参院選は時の政権を定期点検するところに意義があります。横道にそれそうな政策があるならば、民意によって軌道修正させることができます。政権運営が暴走気味ならば、ブレーキを掛けることもできます。


  第24回参議院議員通常選挙の結果は、自民・公明の勝利でした。定数3の千葉県選挙区においても、民進党は2人の公認候補を擁立しましたが、自民のワンツーフィニィッシュを許し、1人しか当選できませんでした。安倍政権が信認されたという事実は、真摯に受け止めなければなりません。


  民進党は、「自由」「共生」「未来への責任」を結党の理念としていますが、残念ながらその立ち位置が鮮明でなかったようです。また、今般の選挙では、アベノミクスの転換や立憲主義の堅持などを訴えましたが、国民に十分浸透するに至りませんでした。


  これはすべて私たちの力不足によります。ご支持、ご支援をいただいた皆様に心より御礼を申し上げますとともに、ご期待に応えられなかったことに深くお詫び申し上げます。


  国政選挙で自民党に4連敗を喫した今回の結果を厳粛に受け止めなければなりません。依然として厳しい状況下ではありますが、17議席と惨敗した3年前の参院選と比べると、今回は議席はほぼ倍増しました。党の退潮に歯止めをかけ、党勢回復の兆しは出てきたように思います。


  14日からは東京都知事選挙がスタートしました。民進党は他の野党とともにジャーナリストの「鳥越俊太郎」氏を推薦しました。


  首都決戦の勝利を反転攻勢の契機にしたいと思います。

 

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