詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.1357 『岸田総理襲撃事件』

2023/04/24

  4月15日、岸田文雄総理が衆院和歌山1区補欠選挙で訪れた漁港で、爆発物が投げ込まれる事件が発生しました。総理はSPの敏速な対応で避難し、容疑者は屈強な漁師さん達に取り押さえられ、大きな被害がなかったことは幸いでした。


  事件発生時、私は市川駅北口で衆院千葉5区補選の応援演説をしていました。第1報を耳にした時、安倍晋三元総理の銃撃事件が一瞬頭をよぎりました。そして、3月5日に献花してきた奈良市の大和西大寺駅前の現場が脳裡に浮かびました。


  民主主義の根幹である選挙を妨害する行為は断じて許してはなりません。社会のあり方は暴力でなく投票で決めるのが鉄則です。暴力やテロに、民主主義が屈することは、絶対にあってはなりません。


  昨年10月25日、私は安倍元総理に対する追悼演説で、次のように議員各位に訴えました。


  「政治家の握るマイクには、人々の暮らしや命がかかっています。


  暴力に怯まず、臆さず、街頭に立つ勇気を持ち続けようではありませんか。


  民主主義の基である、自由な言論を守り抜いていこうではありませんか。


  真摯な言葉で、建設的な議論を尽くし、民主主義をより健全で強靭なものへと育てあげていこうではありませんか。」


  この決意をいま新たにしています。23日が投開票日だった衆参補欠選挙や船橋市議選の応援のため、緊張感を持ち続けながら街頭に立ち続けました。24日以降も萎縮することなく「かわら版」を毎朝配り続けます。


  政府・与党は選挙活動での警備強化について検討を始めました。安全を確保したい警察と、有権者に近づきたい政治家側とのジレンマをどのように克服するか、難題ですが一般の人が巻き込まれないようにする対策は絶対に必要です。


  先進7か国首脳会議(G7サミット)が、広島市で5月19~21日に開催されます。選挙演説の警護とは別ものですが、G7広島サミットにおける各国要人の警護警備にも万全の態勢で臨んでほしいと思います。失敗は許されません。

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