詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.1373 『後世恐るべし』

2023/08/28

  世界各国が熱波に襲われた今年の夏。国連のアントニオ・グテーレス事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た」と警告しています。


  勤勉なイメージの強いドイツにおいてすら、昼食後に数時間の休憩を取るスペインなど南欧の習慣「シエスタ」の導入を求める声が上がっているそうです。働き方にも大きな影響が出始めています。


  日本も猛暑が続いています。しかも、気温が自分の体温を超えるどころか、わが家のお風呂の設定温度に近い危険な暑さです。


  このように熱中症のリスクが高いにもかかわらず、コロナ禍により4年ぶりの開催とあって、各地の夏祭り・盆踊り会場は例年以上に大盛況でした。多くの人が日本の夏ならではの伝統行事を待ちに待っていたのでしょう。


  子どもたちの姿も各会場でたくさん見かけました。夏休みのいい思い出になったことでしょう。祭(まつり)はともかく政(まつりごと)に関心を持つ青少年との出会いにも恵まれました。


  平日は毎朝2~3時間「かわら版」を駅頭でお配りしていますが、夏休みに入った7月後半から連日1人2人と学生たちが見学に来るようになりました。ホームページで月間の街頭計画を告知していますので、それを見てわざわざ訪ねてくるようでした。


  お盆前の8月7日は、37年間毎週月曜日に立ち続けているJR津田沼駅北口。6~9時の炎天下3時間コースでした。八王子、静岡、浜松、名古屋、北海道、石垣島から次々と高校生、大学生がやって来ました。


  「本当にやってるわ」が彼(女)らの第一声です。私のビラ配りなど地元では見慣れた光景でしょうが、県外の若者たちにとっては元総理の朝立ちは新鮮な驚きのようです。中には政治家を志している学生もいました。各々とじっくりお話する時間はありませんが、色紙を書いたり一緒に写真を撮ったりするなど誠心誠意の対応をしたつもりです。


  泊りがけで関心のある政治家の活動を見たり話を聞いたりしようとする若者が存在することに、私は深く感動しました。少なくとも少年時代の私は、そのような度胸も行動力もありませんでした。


  最近はルーキーとして習志野市内の駅頭にも立っていますが、お盆明けの8月22日に京成線谷津駅で活動していますと、足立区から来た中3と小6の兄弟に声を掛けられました。私と安倍元総理とのやりとりなどを熟知しており、まさに後世恐るべしでした。二宮中3年だった私と薬円台小6年だった「たけひこ」の野田兄弟は、ただボーッとしていただけでしたのに…。


  今夏、私は次世代に希望を見い出すことができました。大きな収穫です。次の世代にしっかりとバトンを渡すために、ネクスト・エレクション(次の選挙)よりもネクスト・ジェネレーション(次の世代)を意識した活動に全力を尽くします。

 

活動報告一覧へ戻る
HOMEへ戻るpagetop