詳細 | かわら版 | 衆議院議員 野田 よしひこ

かわら版 No.1400 『政倫審』

2024/03/11

  自民党派閥による裏金事件は2月29日、現職総理が衆院政治倫理審査会(政倫審)の弁明に立つ史上初の事態になりました。私は衆院予算委員会集中審議において2月26日、岸田総理と政治とカネを巡り丁々発止の論戦を行いました。18年ぶりに開催された政倫審も、岸田VS野田の第2ラウンドとなりました。


  冒頭、私は「疑惑をもたれた議員の弁明する場に総理が出席していることに強烈な違和感がある。悲しい気持ちだ」と切り出しました。そして、次のようなやり取りとなりました。


  総理は前日の記者会見で、「与野党の駆け引きのなかで政倫審の見通しが立たないのは極めて残念」と発言していました。私は「自民の身内同士の駆け引きで迷走した。自民のガバナンスの問題だ」「後手に回って、的外れな対応をしなければいけない事態になったのは、総理の指導力の問題だ」と、質しました。


  総理は「政倫審への出席は本人の意思を尊重すると規則に明記されている。指示や命令するものではない」と、述べました。


  さらに、総理が「志ある議員に政倫審を始め、あらゆる場において説明責任を果たしてもらうことを期待する」と呼びかけていることに対して、私は「志とは世のため人のためになろうという気持ち。裏金をつくって脱税し自分の利益や保身しか考えていない議員に、志を求めるのは筋違いだ」と、指摘しました。


  続いて、私は「裏金事件で立件され刑事責任の対象となった政治家は3人だけ。しかし、全ての裏金議員に重たい政治責任があるはず」と認識を示した上で、「政倫審に出てくる志ある議員はいない。脱税議員は税金を払わない、党の処分も総理が決断しないでいいのか」と、たたみかけました。


  総理は「法律上の責任以外にも説明責任、政治責任、道義的責任がある。説明責任の果たし方、事実の状況もしっかり踏まえ、党として処分をはじめとする政治責任を判断していく」と述べました。時期については言及しませんでした。


  私は派閥のパーティーのみならず、総理自らが頻繁に政治資金パーティーを開くことも問題だと思っています。まずは「法令上は明らかに政治資金パーティーに分類されるものを勉強会と言い換えるな」と、迫りました。が、総理は「首相就任前から勉強会を続けている。大臣規範にある国民の疑念を招くというものにはあたらない」と、抗弁しました。


  私は「2022年4月は3回もパーティーを開いている。総理として内なる規範はないのか」と詰問し、昨年末も大規模なパーティーを開こうとしていたが延期した事実を取り上げ、「総理在任中はやらないと明言できるか」と質しました。総理は「今後については適切に判断する」といったん答弁。私が執拗に食い下がると、「今は考えていない」と後退。「ほとぼりが冷めたら開くのか」と更に迫ると、「在任中はやることはない」と、白旗を上げました。


  勉強会が好きなのではなく、おカネが大好きだとよくわかりました。


  

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